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画像取り込みボードに関するQ&A
(2003.11.07更新)
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トラブル


Q. 画像取り込みボード、フレームグラバー、キャプチャーボード、ドライバとは?

A. フレームグラバー、キャプチャーボード、画像取り込みボードは、全て同じものを表します。これは、パソコンの拡張スロット(PCIスロット、ISAスロットなど)にインストールして、顕微鏡やビデオカメラのような取り込みデバイスからの画像の「キャプチャー(取り込み)」や「グラブ(獲得)」を可能にする基盤です(パソコンによっては内蔵の取り込み機能を持つものもあり、そのような機種では画像取り込みボードをインストールする必要はありません。例:AV Macintoshなど)。また、ノートパソコン用のPCMPIAカードにも画像取り込み機能を持つものがあります。

画像取り込みボードは、カメラなどのデバイスからの出力を、コンピュータで処理できるデジタルデータに置き換えます。種類はきわめて多く、機能はそれぞれ異なっています。

画像取り込みボードに付属のドライバ、またはImage-Pro/Gel-Proに付属のドライバをパソコンにインストールすると、画像取り込みボードとImage-Pro/Gel-Proとの協調動作が可能になります。 Image-Pro/Gel-Proが画像取り込みボード用のドライバを持っている場合、その 画像取り込みボードをサポートしていることになり、Image-Pro/Gel-Pro上で画像取り込みボードを制御して画像取り込みが行なえます。また、ドライバによっては、Image-Pro/Gel-Proのマクロから画像処理ボードを自動制御することも可能です。ドライバは画像取り込みボードメーカー、Image-Pro/Gel-Proの製造元のMedia Cybernetics社、および(株)日本ローパー メディアサイバネティクス事業部により開発されています。現時点でImage-ProおよびGel-Proは、パソコンベースの他のどの画像解析ソフトよりも多くの画像取り込みボードでサポートされています。

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Q. 現在使用中のパソコンで使用可能な画像取り込みボードは?

A. Image-ProおよびGel-Proに対応する画像取り込みボードについては、こちらをご覧ください。画像取り込みボードの機能に関しては、画像取り込みボードのメーカーまたは弊社(Tel. 03-5639-2751)にお問い合わせ下さい。

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Q. 標準サポートドライバとサードパーティ製ドライバの違いは?

A. 標準サポートドライバ(Image-Pro/Gel-Proに標準で付属するドライバ)はMedia Cybernetics社の製品と一緒に出荷されるものです。Media Cybernetics社はこれらのドライバのサポートおよびアップデートについて責任を持ちます。サードパーティ製ドライバとは、画像取り込みボードのメーカーが自社製の画像取り込みボードをImage-ProやGel-Proでの使用できるように開発したドライバです。これらのドライバのサポートおよびアップグレードについては、画像取り込みボードのメーカーが責任を持ちます。

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Q. 画像取り込みボードが動作しないときの処置は?

A. 画像取り込みボードをMedia Cybernetics社の製品用にインストールする場合は、一般に以下のステップに従う必要があります。

  1. 製造メーカーの提供するボードのインストール手順および付属ドライバとソフトウェアを使用します。必要なソフトウェアディスクまたはマニュアルをお持ちでない場合は、ボードメーカーにお問い合わせ下さい。
  2. Media Cybernetics製品に付属する、Image-Proのインストール手順書に画像取り込みボードをインストール・使用される際の注意事項が記載されておりますので、それに従って下さい。インストール手順書をお持ちでない場合は、(株)日本ローパー メディアサイバネティクス事業部(Tel. 03-5639-2751 / FAX 03-5639-2751)までお問い合わせ下さい。
  3. お手持ちのボードを制御するImage-Proドライバをインストールします。使用ドライバが標準サポートドライバの場合、Image-Proの「インストール手順」マニュアルに従ってインストールします("Image Capture Drivers Version 4.0"CD-ROMからドライバをインストールされた場合は、使用上の注意についてこちらのページもご覧下さい)。また、ドライバがサードパーティ製の場合は、製造メーカーのImage-Proドライバインストール手順に従って下さい。
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Q. 上記の処置を行なっても、なお問題がある場合は?(症状別のトラブル解決)

A. 以下の質問リストを参考にして、最短の解決方法を見つけてください。

1. ボードメーカー提供の画像取り込みソフトウェア(ボードに付属のもの)は正しく動作しますか?

    ボードに取り込みソフト、デモソフト等が付属している場合は、そのソフトで正しく取り込みが行なえるかどうかを、まず第一に確認して下さい。それらのソフトが動作しない場合は、ボードのメーカーに、お使いのシステムでボードを使用するためのコンフィギュレーション方法をお問い合せ下さい。その際、問題の取り込みボード以外にどのようなボード(グラフィックスボード、サウンドカード、FAXボード、SCSI等)をパソコンにインストールしているかを、メーカーのサポート係に伝える必要があります。autoexec.batおよびconfig.sys filesの印刷準備をしておきます。

2. 画像を選択(Image-Proメモリから取り込み)した時に、以下のいずれかが発生しますか?

    a. "Capture Board Not Installed(取り込みボードがインストールされていません)"または"Could Not Initialize(初期化できません)"のいずれかのエラーメッセージが表示される場合:

    これらのメッセージが表示された場合は、このページの最後にあるサポートソフトとドライバのインストール方法に従ってください。

    あるいは、ハードウェアが問題のこともあります。ボードを別のスロットに差し替えたり、周辺機器のアドレス割り当てを変更するなどの処置を行なって下さい。

    b. システムがハングアップし、Image-Proを強制終了しなければならない場合:

    IOベースアドレスの設定が正確でないことが考えられます。システムを終了した後、ボードのマニュアルを参考にして正しいIOベースアドレスを指定します。

    Macintosh版のImage-Proでは、初期設定ファイル("Image-Pro Preferences")が正しく更新されなかったときにこの症状が出ることがあります。その場合は、Image-ProのインストールCD-ROMの一番上の階層にある"Image-Pro Preferences"ファイルを、「システムフォルダ」の「初期設定」フォルダにコピー(置き換え)して下さい。

    c. 画像取り込みダイアログが表示されず、システムもハングアップしない場合:

    最後にImage-Proを使用した後、初期設定ファイルlが更新されなかったと考えられます。Image-Proを再起動する前に、一旦システムを終了して再起動して下さい。それでも解決しないときは、Image-Proの再インストールを行なって下さい。

    d.  「ドライバをロードできない(unable to load driver)」 と表示される場合:

    ボードに付属するソフトウェア(システムのディレクトリにインストールされるソフト)がインストールされていない可能性があります。ボードに付属のマニュアルをご覧の上、ソフトを全てインストールして下さい。

    あるいは、ハードウェアが問題のこともあります。ボードを別のスロットに差し替えたり、周辺機器のアドレス割り当てを変更するなどの処置を行なって下さい。

    画像取り込みボードFlashPointを使用されている場合は、こちらもご覧下さい。

    e.  画像取り込みドライバの起動時にImage-Pro/Gel-Proがアプリケーションエラーを起こして異常終了する:

    主に以下の場合が考えられます:

    • ドライバがImage-ProないしOSのバージョンに対応していない ==>最新のドライバを入手してご使用下さい。または(株)日本ローパー メディアサイバネティクス事業部(Tel. 03-5639-2751/Fax 03-5639-2751)までご相談下さい。
    • パソコンの画面表示色数が24ビットフルカラーに設定されていない ==> 取り込みボードによっては、画面の色数の設定が256色やハイカラー(16ビットカラー)になっていると問題が起きることがあります。パソコンの画面色数の設定を変更して下さい。
    • Image-Proの取り込みモジュール(Mccapt32.dll)が壊れている ==> Image-Proの再インストールを行ないます。古いバージョンのMccapt32.dllをお使いの場合は、(株)日本ローパー メディアサイバネティクス事業部(Tel. 03-5639-2751/Fax 03-5639-2751)までご相談下さい。
    • 画像取り込みボードが、他のボード等と競合している ==> 競合している可能性のあるボードをパソコンから取り外して下さい。
    • Image-Proの初期設定ファイルが壊れている ==> Windows版: Image-Proの再インストールを行なって下さい。Macintosh版: Image-ProのインストールCD-ROMの一番上の階層にある"Image-Pro Preferences"ファイルを、「システムフォルダ」内の「初期設定」フォルダにコピーして下さい(古いファイルと入れ替えます)。
    • パソコンにプロテクトキーが取り付けられていない ==> プロテクトキーを取り付けて下さい。
    • Windows NTの場合、「コントロールパネル」の「デバイス」で"Flashpnt"が「無効」になっている ==> FlashPointが無効になった原因を、イベントログ等で調べて取り除いて下さい。

3. 画像取り込みダイアログボックスのStart Previewボタンをクリックすると、以下のいずれかが発生しますか?

    a. ライブ画像ウィンドウがピンク色になる:

    モニターケーブルをシステムの誤ったコネクターにケーブルパススルーで接続していることが考えられます。単独モニターシステムが必要な場合は、モニターケーブルをVGAカードでなく取り込みボードからのコネクターに接続し、VGAターミネーターをVGAカードからのコネクターにインストールします。デュアルモニターシステムが必要な場合は、まずコンピュータの電源を切り、VGAパススルーケーブルを取り外します。その後、一方のモニターをVGAに、他方のモニターを画像取り込みボードに接続します。

    b. ライブ画像ウィンドウが黒いままで何も表示されない:

    以下を行なって下さい。
    1. Brightness(輝度)およびContrast(コントラスト)を調整します。Image-Pro/Gel-Proの一部のドライバでは、これらはライブ画像の上部にあるスライダで調節します。
    2. ドライバによっては、画像取り込みダイアログの"Signal"タブにあるBrightness(輝度)またはContrast(コントラスト)を選択して変更します。 BrightnessおよびContrastコントロールがない場合は、HueおよびSaturation値、あるいはRed(赤)、Green(緑)、Blue(青)の値を変更してみて下さい。また、Channel(チャンネル)の設定を変更してみて下さい。
    3. カメラが正しいケーブルコネクターに接続しているかを確認します。
    4. カメラの電源が入っているかを確認します。
    5. 画像取り込みダイアログの"Setup"タブで、正しい入力ソースのタイプが選択されているかを確認します("NTSC", "PAL"; "Composite", "S-Video", "RGB")。
    6. 画像取り込みダイアログの"Signal"タブで、正しいチャネルが選択されているか確認します。通常、チャネルは0です。
    c. ライブ画像の左または下、画像の両境界線にに白黒の縞模様が表示される場合:

    ビデオ標準をNTSCからPAL(あるいはPALからNTSC)に変更し、一旦Image-Proを終了して再起動します。さらに問題が発生する場合は、Image-Proの終了および再起動を繰り返してみてください。

    d. ライブ画像が白黒の市松模様である場合:

    config.sysおよびsystem.iniファイルにメモリマネジャーからフレームメモリのアドレスを除外する文の追加を確認してください。
    また、カメラからの信号が来ていない(この場合はカメラをチェックして下さい)、ないしImage-Proの初期設定が壊れている可能性もあります。この場合、Windows版は Image-Proの再インストールを行なって下さい。Macintosh版は Image-ProのインストールCD-ROMに入っている"Image-Pro Preferences"ファイルを「システムフォルダ」内の「初期設定」フォルダにコピーして下さい。

    e. ライブ画像が非常に遅い、あるいはライブ画像が乱れる:

    ハードウェアでライブプレビュー表示を行なう取り込みボード(FlashPointなど)では、取り込みダイアログボックスのPreviewタブでDisable Hardware Passthroughオプションを選択すると、このような症状になります。その場合は、このオプションを非選択にして下さい。

    f. デュアルモニターシステムのライブ画像が遅い、あるいはコマ落ちする場合:

    ライブ画像を停止し、PreviewタブのPreview on second monitor オプションを選択して、2ndモニターオプションでのライブプレビューを可能にします。

    g. 画像は表示されないが、システムがハングアップしない場合:

    ライブ画像を停止し、PreviewタブのPreview on second monitor オプションを選択して、2ndモニターオプションでのライブプレビューを可能にします。

    h. カラーカメラを使用した場合でも、ライブ画像がグレイスケールになってしまう場合:

    一部のボードでは、表示を高速化するために、ソフトウェアパススルーモードでのプレビュー画像がグレイスケールになることがあります。この場合、実際に取り込んだ画像はカラー画像になります。

    i. ライブ画像の色が緑色に偏る場合:

    カラーカメラによっては、G (緑)のチャンネルをSync用に使用しているものがあり、この場合に起きる現象です。カメラの設定を変更するか、あるいはRGBのレベルを変更することで回避できます。カメラの設定はカメラのマニュアルをご覧下さい。RGBのレベルを変更するには、ドライバの設定 (通常はSignalタブにあります) を変更するか、あるいは画像を取り込んだ後でImage-Pro/Gel-ProのBCGツールで変更します。

    j. モノクロ画像を取り込んだら、画像に網目状のパターンノイズ(クロスハッチ)が入った:

    カラーカメラからコンポジットで白黒画像を取り込むと、このような結果になります。モノクロ画像を取り込むときは、モノクロカメラを使用して下さい。

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Q. カラーカメラなのに取り込んだ画像がグレイスケールになるときは?

A. 8-Bit Gray Scale Acquire (8ビットグレイスケール取り込み)オプションが非選択になっていることを確認してください。ボードメーカーのマニュアルを参考に、ボードがカラー取り込み用に構成されているか確認してください。

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Q. サポートソフトとドライバのインストール方法は?
  1. ウイルス退治ソフト等を使用されているときは、そのソフトを終了してから以下の操作を行ないます。
  2. まず、ボードに付属するソフトウェアを全てインストールします。このソフトは、通常はシステムのディレクトリ (WindowsではC:\Windows\System,Macintoshでは「機能拡張」フォルダなど)にインストールされるDLLやSystem Extensionで、下でインストールするドライバと協調動作するものです。言い換えると、下のドライバは通常は単体では動作できず、システムのディレクトリにインストールされたDLL/System Extensionがあってはじめて動作できます。
  3. Image-Pro/Gel-Proに付属するドライバ(標準サポートドライバ)のインストール:
  4. Image-Pro/Gel-Proに付属するドライバをパソコンにインストールし、Image-Pro/Gel-ProのSetup Acquireコマンドを実行して、適切なドライバを選択します。具体的な手順については、Image-ProまたはGel-Proに付属する「インストール手順」をご覧下さい。"Image Capture Drivers version 4.0"CD-ROMからドライバをインストールされる場合は、こちらをご覧下さい。
  5. 画像取り込みボードのメーカーが提供するドライバ(サードパーティ製ドライバ)のインストール:

    メーカーが提供するマニュアルに従ってください。マニュアルがない場合は、ボードメーカーの提供するフロッピーディスク等に収められている画像取り込み用DLLファイル ("capt*.dll"、あるいは"acquire.dll"のようなファイル名になっています) を見つけて下さい。ファイルを見つけられない場合は、(株)日本ローパー メディアサイバネティクス事業部(Tel. 03-5639-2751 / FAX 03-5639-2751)にお問い合わせ下さい。 Image-Pro/Gel-Proのフォルダにファイルをコピーして使用して下さい。

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Q. 画像取り込みをマクロで自動制御するには?

A. Image-ProおよびGel-Proに対応する画像取り込みボードは、一般にマクロからの自動制御が可能です。自動制御可能なマクロの関数とパラメータを知るには、"Macro"(マクロ)メニューの"Record Macro"(マクロ自動記録)コマンドでマクロの自動記録を開始してから、実際に取り込みを制御する操作を手動で実行し、最後に自動記録を終了します。その後、"Macro"メニューの"Edit Macro"(マクロ編集)コマンドでマクロエディタを開くと、記録された関数とパラメータが表示されます。